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■農業においての竹炭の効果
@悪臭を吸収し、有害物質を浄化します。
竹炭は、多孔質で吸着に優れているので、腐敗過程の悪臭のもとである有害物質の硫化水素・炭化水素・アンモニアガスの生成を抑えます。また、有害物質をいち早く吸着し光合成細菌(水素イオンを合成して糖にする)に再利用させ、水に返すはたらき(イオン交換)、土中有機酸で中和させるので、土壌や土壌水の浄化に優れ、病害虫を抑制します。

Aミネラルが豊富なので品質向上につながります。
竹炭の灰分(ミネラル)は木炭より多く、2〜5%含まれており、農業では灰はカリウムや酸性土の中和、防菌、滅菌として利用されています。
竹炭は木炭の約3倍以上の珪酸(0.62%)とカリウム(0.85%)を中心としてバランスよく含まれ、水に溶けやすい性質があります。
ミネラルは酵素、分裂、生成、代謝などの作用を増幅し、味や色、量を拡充し、品質を高めます。
竹灰の珪酸は19.5%と多く含まれ、珪酸は植物の細胞膜に沈積して茎葉を丈夫にし、光合成を促進する作用があります。また、イネ科に多く含まれ、組織を堅固にし、病中害に抵抗性を発揮します。連作土壌でのミネラル補給には竹灰との併用で欠乏症の防止になります。


<竹炭と灰分の元素量>
元 素 竹炭(孟宗竹) 竹灰(孟宗竹)
カリウム 0.85 8.65
ナトリウム 0.01 0.59
カルシウム 0.05 1.38
マグネシウム 0.14 0.60
0.01 0.77
マンガン 0.05 0.12
珪素 0.62 19.50
ゲルマニウム <0.05 <0.05
灰分は竹炭を750℃に設定した炉で燃焼させ、残存した灰量を測定。
(谷田貝光克・山家義人・雲林院源治著「簡易炭化生産物の新しい利用」林業化学技術振興所より)



B竹炭の孔に有用微生物が増殖するので、植物が養分を吸収しやすい土壌になります。
竹炭は、土壌中で養分や水分を吸い、有用微生物(細菌、放線菌、糸状菌、窒素固定菌等)を増殖させます。さらに、作物と共生する菌根菌のVA菌も増やし、土中の有機物分解や有害物質のガスを分解し、水素イオンの有効利用や有機酸などで不溶性の無機、有機養分を可溶化します。

CpHの調整を行うので、作物のできやすい土壌になります。
低温やきでpH7〜8の弱アルカリである竹炭は、過度な農薬、化学肥料や酸性雨での酸性土壌を作物の生育範囲に調整、中和修正します。



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